次数(じすう)とは、単項式や多項式において、変数の指数(累乗の数)がいくつかを示す値のことです。式の「複雑さ」や「次元」を表す重要な概念で、一次方程式・二次方程式・三次関数など「~次」という分類の根拠になります。
単項式の次数
単項式(ひとつの項からなる式)の次数は、含まれる変数の指数を合計した値です。たとえば 3x² の次数は2、2x³yの次数はx³のと y¹の指数を合計した3+1=4です。定数(数値だけの項)は変数を含まないため次数は0になります。変数が1つのシンプルな場合はその指数がそのまま次数です。
多項式の次数
多項式(2つ以上の項からなる式)の次数は、各項の次数のうち最も大きいものです。式「4x³-2x+7」では4x³(次数3)、2x(次数1)、7(次数0)の中で最大は3なので、この式は「3次式(三次多項式)」といいます。最高次の項の係数を「最高次係数」と呼びます。
次数と係数・定数項の関係
式「5x²+3x-8」を例に確認してみましょう。x²の係数は5(次数2の項の係数)、xの係数は3(次数1の項の係数)、定数項は-8(次数0の項)です。次数は「何乗の変数を含むか」を表し、係数は「その変数に何を掛けるか」を表します。定数項は次数0の特別な項で、変数を含みません。
次数による式の分類
次数によって式の種類が決まります。次数が1なら一次式(一次方程式・一次関数)、次数が2なら二次式(二次方程式・二次関数)、次数が3なら三次式です。施工管理技士の試験では「二次方程式を解く」問題も出るため、次数の概念を正確に理解しておきましょう。 (関連記事: 係数とは?意味・定義と土木建設での使い方をわかりやすく解説)
まとめ
次数とは変数の指数の合計値で、多項式の場合は各項の次数の最大値が式の次数になります。係数は変数にかかる数値、定数項は変数を含まない項(次数0)です。次数を正確に把握することで方程式や関数の種類を判別でき、適切な解法を選択できます。

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