中央値の求め方|奇数・偶数データの手順と平均値との違いを解説

中央値とは、データを小さい順に並べて求める中央の値です。奇数個なら中央の1個、偶数個なら中央2個の平均を取ります。7個・6個の計算例、同じ値がある場合の数え方、0や負の数の扱いを紹介。平均値との違いも表で比較し、求め方と注意点を確認します。

目次

中央値(メジアン)とは?

中央値とは、データを小さい順に並べたときちょうど真ん中に位置する値のことです。英語では Median(メジアン)とも呼ばれます。

特徴:外れ値(極端に大きい・小さいデータ)の影響を受けにくく、データの中央を表す代表値の一つです。

中央値の求め方

データが奇数個の場合

データの個数が奇数の場合は、真ん中の1つの値がそのまま中央値です。

データ個数中央値
3, 7, 9, 12, 155個(奇数)9(3番目)
2, 4, 6, 8, 10, 12, 147個(奇数)8(4番目)

手順:① 昇順に並べる ② (個数+1)÷ 2 番目の値を選ぶ

データが偶数個の場合

データの個数が偶数の場合は、真ん中の2つの値の平均が中央値です。

データ個数中央値
4, 6, 10, 144個(偶数)(6+10)÷2 = 8
1, 3, 5, 7, 9, 116個(偶数)(5+7)÷2 = 6

同じ値が複数あっても、それぞれ1個のデータとして数えます。たとえば「−3, 0, 0, 4, 9」は5個なので、3番目の0が中央値です。0や負の数も、記録された有効な数値なら並べて数えます。未測定・空欄を0へ置き換える意味ではありません。

偶数個では、n/2番目と、その次のn/2+1番目を選びます。6個なら3番目と4番目です。中央の「位置」と、そこにある「値」を区別しましょう。基本手順はOpenStaxの代表値の解説で確認できます。

平均値との違い

比較項目平均値中央値
計算方法全データの合計 ÷ 個数並べたときの真ん中の値
外れ値の影響強く受ける受けにくい
使いどころデータが均等に分布極端な値が含まれる場合

例:データ「1, 2, 3, 4, 100」の平均値は22ですが、中央値は3です。この例で中央付近の値を示すのは中央値です。代表値は目的に応じて選びましょう。

まとめ

  • 奇数個 → 並べて真ん中の値
  • 偶数個 → 並べて中央2値の平均
  • 外れ値がある場合は平均値より中央値が実態を反映しやすい

施工管理の品質データ分析でも活用できる概念です。平均値と組み合わせて使いこなしましょう。

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