この記事でわかること
- スペーサの意味
- かぶり厚を確保する役割
- 種類と設置時の確認ポイント
目次
スペーサとは何か:定義をシンプルに理解しよう
スペーサとは、鉄筋の位置を保ち、必要なかぶり厚を確保するための部材です。
コンクリートを打つ前に鉄筋が動くと、配筋図どおりの位置を守れません。そこで スペーサ を入れて、鉄筋と型枠の間隔を安定させます。
スペーサの詳細・分類・公式

スペーサは、設置する場所に合わせて形を選びます。
| 種類 | 使う場所 | 役割 | 見るポイント |
|---|---|---|---|
| サイコロ型 | 底面 | 下側のかぶり確保 | 高さ寸法 |
| ドーナツ型 | 側面 | 横方向のかぶり確保 | 鉄筋径との相性 |
| チェア型 | 上下鉄筋の間 | 上筋の位置保持 | 高さと安定性 |
| 樹脂・モルタル製 | 用途別 | 材質で使い分け | 指定条件 |
大切なのは、鉄筋径とかぶり厚に合うものを選ぶことです。
具体的な計算例・手順

スペーサを手配するときは、図面の確認順を固定するとミスが減ります。
| 手順 | 内容 | 確認例 |
|---|---|---|
| 1 | 配筋図を見る | 外側鉄筋を確認 |
| 2 | かぶり厚を確認する | 50mm など |
| 3 | 取付位置を決める | 側面・底面 |
| 4 | 種類と数量を決める | ドーナツ型 20個 |
数字だけでなく、どの鉄筋に付けるかまで確認しておくと、現場で迷いません。
土木・建設現場での活用場面
スペーサは、配筋検査とかぶり確保の要です。
橋台、擁壁、床版などでは、かぶり不足があると耐久性に影響します。スペーサが不足したり位置がずれたりすると、打設中に鉄筋が動くため、施工前の確認を丁寧に行ってください。 (関連記事: 【図解】ブラケットとは?建築金物・鋼構造での役割と使い方)
まとめ:スペーサの基本チェックリスト
- ☐ スペーサは鉄筋位置とかぶり厚を守る部材だと説明できる
- ☐ サイコロ型・ドーナツ型・チェア型を区別できる
- ☐ かぶり厚と鉄筋径を確認して選定できる
- ☐ 取付位置を配筋図で確認できる
- ☐ 配筋検査前に数量と配置を見直している
FAQ
Q1. スペーサとは何ですか? 鉄筋の位置を保ち、かぶり厚を確保する部材です。
Q2. なぜ必要ですか? コンクリート打設中に鉄筋が動くのを防ぐためです。
Q3. 種類は何がありますか? サイコロ型、ドーナツ型、チェア型 などがあります。
Q4. どこに付けますか? 外側の鉄筋や下面の鉄筋など、かぶりを確保したい位置です。
Q5. 注意点は何ですか? かぶり厚、鉄筋径、数量の3点を先に確認することです。

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