2倍角の公式とは?sin・cos・tanの公式一覧と使い方を解説
2倍角の公式は三角関数の重要な公式の一つで、構造計算・測量・数学の試験に頻出します。本記事では公式の導き方、一覧、具体的な使い方をわかりやすく解説します。
目次
2倍角の公式とは

2倍角の公式(にばいかくのこうしき)とは、角 θ の2倍(2θ)の三角関数を、θ の三角関数で表す公式のことです。
加法定理から導くことができ、三角方程式の変形・積分計算・構造計算などで広く使われます。
2倍角の公式一覧
sin の2倍角
sin 2θ = 2 sin θ cos θ
cos の2倍角(3種類の変形形式があります)
- cos 2θ = cos²θ − sin²θ
- cos 2θ = 1 − 2sin²θ
- cos 2θ = 2cos²θ − 1
tan の2倍角
tan 2θ = 2 tan θ ÷ (1 − tan²θ)
公式の導き方(加法定理から)
sin の2倍角は、加法定理 sin(A+B) = sinA cosB + cosA sinB において A = B = θ を代入すると得られます。
sin(θ + θ) = sin θ cos θ + cos θ sin θ = 2 sin θ cos θ
cos の2倍角も同様に cos(θ + θ) から導けます。
計算例
θ = 30° のとき、sin 2θ は?
sin 60° = 2 × sin 30° × cos 30° = 2 × (1/2) × (√3/2) = √3/2
これは sin 60° = √3/2 と一致します。
まとめ
2倍角の公式は加法定理を応用した三角関数の変形公式です。sin・cos・tan それぞれについて公式を覚えておくと、複雑な計算をスムーズに進められます。土木や測量の角度計算でも活用される重要な公式です。

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