
断面係数って何?土木初心者でよくわからない。周囲にも聞けない。
こんな悩みに答えます。
本記事の内容
- 断面係数(だんめんけいすう)ってなに?
- 断面係数の求め方
- 断面係数の用途
- 「断面係数」と「断面二次モーメント」のちがい
- この記事を書いてる人

この記事を書いてる私は、県土木職員5年経験した土木初心者。知識ゼロでもわかる初心者向けに土木情報を発信しています。
本記事では、断面係数について小学生でもわかるように超簡単解説したいと思います。
この記事を読めば、設計の初歩的な知識が身につきます。
目次
断面係数(だんめんけいすう)ってなに?

物を折ろうとする力に強いかどうかをあらわす数字です。
たとえば、同じ物でも、厚くて大きい物のほうが折れにくいですよね。この「折れにくさ」を表すのが「断面係数」です。
たとえると…
- 厚い物 → 大きな断面係数 → 折れにくい
- 薄い物 → 小さな断面係数 → 折れやすい
断面係数の公式

物の形と大きさで決まります。
コンクリートやパイプの「高さ」や「幅」を使って、計算できます。
断面係数の用途
ビル・橋など、みんなが使うものの「つよさ」を調べるのに使われています。

設計士(せっけいし)さんは、「この柱はどれだけ重さにたえられるかな?」ってときに、この数字を使うんだ。
「断面係数」と「断面二次モーメント」のちがい

🔹 断面係数(だんめんけいすう):
→ 「おれるかどうか(つよさ)」を見る数字
🔸 断面二次モーメント(だんめんにじモーメント):
→ 「どれくらいしなるか(やわらかさ)」を見る数字
まとめ
- 板や棒の「おれにくさ」を表すのが「断面係数」!
- 板が大きくて分厚いほど、数字が大きくて強い!
- いろんな形の部品に使われていて、安全を守ってくれてる!
コメント