
掘削と床掘の違いがわからない、、、難しく説明してるサイトばっかりだし、、、
こういった悩みに答えます!
本記事の内容
- 掘削と床掘の違いがわかる!
- 埋戻しがわかる!
難しく解説しているサイトばっかりなので、わかりやすく、かんたんに解説したいと思います!
目次
【単語解説】掘削・床掘・埋戻

掘削・床掘・埋戻を単語解説します。
- 掘削:現地盤から、施工基面まで掘る作業。
- 床掘:構造物をつくることを目的に、施工基面から下を掘る作業。
- 埋戻:床掘で余った土を、もとの状態に戻す作業。
【図解】掘削・床掘・埋戻

ざっくりこんな感じです。
掘削と床掘の違い

掘削と床掘の違いは、かんたんにいうと以下の通り。
- 掘削:施工基面の上を掘る。埋戻はしない。
- 床掘:施工基面の下を掘る。埋戻はする。
掘削と床掘をわけるポイントは「施工基面」です。
施工基面の考え方
施工基面とは、計画路床高ともいい、路盤上の表面の高さを指します。

よくわかりませんよね、、、。
施工基面の判断としては「その掘る土は、何のために掘るのか」で考えるといいと思います。
- 普通に掘削する ➡ 施工基面は土の下
- 構造物を入れるために掘削する ➡ 施工基面は土の上
あと調べたら、「施工基面は、重機を配置する高さ」と解説してくれている方もいました。
【例外】埋戻について

床掘したときは、必ず埋戻をします。
しかし、例外が存在します。
それは、川の中を床掘するときです。
水締め工法
水締め工法とは、土を埋戻をするときに、水を注ぎながら埋戻し、締め固める工法です。
この場合、実際の作業としては「埋戻」を行うのですが、積算上は「積込(ルーズ)」となります。
最後に

掘削と床掘。土木に詳しい方でも、よく間違うことがある、難しい内容です。
パターンで覚えるのではなく「どういう意味の言葉なのか。」「この工事の施工基面はどこか。」を考えると、迷わず積算できると思います。このサイト以外でも、調べるとたくさんでてきますので、複数サイトで判断することをおすすめします。
他の土木知識もまとめているので、詳しくは「【完全初心者向け】積算に役立つ土木の基礎知識まとめ」を見てください!
以上。
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